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甘やかさない!子どものわがままへの対応法

0歳からしつけをする

子供のわがままに悩んでしまう親御さんは、とてもたくさんいます。
ママもせず大人になるまで育ったというお子さんは非常に少ないのではないでしょうか。
子供のわがままといっても多種多様ですので、本当に手を焼いてしまうというケースがら一時的なわがままだけでその後は特に困ることもなかったというケースまであります。

早いうちからしっかりとしつけをしておかなければ、わがままの度合いはどんどんひどくなる一方ですので、タイミングを逃さないように小さな内からでも行ってきましょう。
本格的な躾そのものはしっかりと言葉が通じるようになってからで構いませんが、そうなる前の段階で0歳の時から最低限の躾をしておくことは大切です。
0歳児であってもいけないことを注意されるとしっかり理解してくれますので、優しく叱りながら注意を促してあげましょう。

2歳児のわがままは理由を聞いてあげると良い

0歳、一歳の頃はあまり色々ないたずらやわがままをすることはありませんが、2歳になると途端にわがままをするようになります。
パパやママが何を言っても嫌だと言っていることを聞かなくなってしまったりするのも、自我が目覚めたからだと理解しましょう。
いうことを聞いてくれないと、ついイライラしてしまい怒ってしまうこともありますが、ここはぐっと我慢。
なぜワガママをしているのかということをしっかり把握してあげることによって、子供は自分の意見を聞いてくれたということがわかるため、それ以上のワガママは言わなくなります。

2歳になった子供はいろいろなことに興味を持ち自分の意見も持つようになってきます。
それを上手に伝える手段がないため、どうしてもワガママと言う形になってしまいます。
我が子だけがワガママだと悩んでしまうのではなく、何がしたいのかということを聞いてあげるようにしましょう。
子供の欲求をしっかり親が聞いてあげるだけでも、わがままの度合いというのは軽減されていくものです。

親が態度にメリハリを付けることが大切

前述の通り小さなうちからしっかりとワガママに対するしつけを行っていく事は大切ですが、常に大きな声を出して怒っていたら子供はどうして怒られているかが分からなくなってしまいます。
また叱られることに対しても慣れてしまいますので、しっかりとメリハリをつける態度を示しましょう。
いけないことを注意する時には真剣な眼差しで叱ってあげます。
そして良いことをした時や言う事を聞いた時には笑顔でたくさん褒めてあげましょう。

このようにしっかりとメリハリをつけた対応をすることによって、子供も良いこと悪いことの区別をしていくようになります。
時には大人の顔色を伺いながら、わざといたずらをして困らせるようなこともあるでしょう。
しかしそれは子供が大人の反応を確かめているわけですから、非常に良いことだと捉えるべきです。
これをしたら怒られるということを再確認するためにワガママをしてしまうこともあるので、我が子が成長しているということを喜びましょう。

子ども連れで外食する時に気をつけること

ウロウロさせないのが鉄則

ある程度は離乳食などが進んでくると、お子さんを連れた状態で外食するという家庭も多くなりました。
まだ歩けない子供を連れて外食をするのはとても大変です。
また子供が歩けるようになると、外食をした際店内をうろついてしまうことや落ち着いて席に座れず騒いでしまうことなどがあるでしょう。

子供を連れて外食をする時には、こういった部分をしっかりと親御さんが見張っていなければなりません。
どこにいてもおとなしく食事をすることができるように、自宅でもしつけを行っていきましょう。

まず第1に外食をする際、店内でウロウロしてしまうというのは、他のお客さんにも迷惑になります。
またお店からも非常に嫌がられる事ですので、家族全員の食事が終わるまでしっかりと席に座っていられるように教えていきましょう。
初めての外食は特に興奮してしまうこともありますが、周りの環境に合わせながら、皆座ってご飯を食べているね。
と声をかけて、ウロウロさせないように気をつけましょう。

喫煙できるお店には連れて行かないこと

子供がいる状態で外食をするのであれば、タバコが吸えるお店は避けた方が良いでしょう。
近年では分煙になっているお店も増えてきましたが、たとえ分煙であってもタバコの煙というのは店内に充満してしまうものです。

また臭いが気になってしまうこともありますので、しっかりとキレイになっているお店を選んでください。
特に居酒屋などの場合には分煙もされておらず自由にタバコが吸えるような環境になっていることもあります。

タバコの煙の中で食事をするというのはお料理の味もまずく感じてしまうし、もちろん子供の体にも良い影響は与えません。
必ず出かける前に禁煙になっているお店かどうかを確認した上で足を運んでください。
喫煙が可能なお店に足を運び、子供がいるので、タバコを我慢してくださいなどと他のお客様にいるわけではありません。
それはあくまでも自分たちのワガママになってしまいますので、予めタバコが吸えないお店を選ぶというのが鉄則になるでしょう。

遊ぶスペースがあるときは目を離さない

近年では、お子様が遊べるスペースを設けているお店も増えてきました。
そのため、食事がテーブルに運ばれてくるまでの間や、ある程度食べ終わった後には子供がこのようなスペースで遊べるようになっています。
こういったスペースを利用する場合には、絶対に目を離さないようにしてください。
少しでも目を離した隙に他の場所に飛び出してしまうことや、一緒に遊んでいるお友達に意地悪をしてしまうこともあります。

また食事を食べた後ですので気分が悪くなり吐いてしまうようなことも考えられるでしょう。
様々なトラブル等を避けていくためにも、目を離さず遊ばせてあげるようにしましょう。
食事が運ばれてくる前に遊ばせてしまうと、その場から離れなくなることが多いので、できれば食べ終わってから遊ばせてあげる方が良いです。

幼児の食べムラをなくすには環境を整えることが重要!

集中力の散漫が原因

小さな子供の場合には好き嫌いではなく、食べムラが起きてしまうこともあります。
この食べムラというのは、昨日はとてもたくさん食べたのに今日はほとんど食事を食べてくれないといった状況になります。
また1日の中でも朝昼晩と3回の食事の中で、このような食べムラが起きてしまうこともあるでしょう。

例えばおやつを食べ過ぎてしまった場合や、朝ごはんは食べ過ぎてしまい、お昼ご飯を食べてくれなかったというケースであればさほど心配する必要はありません。
しっかりとお腹がすいていない状態で次の食事が入らないという状況でしょう。

そのような理由もなく食べムラが生じてしまう場合には集中力が散漫になっていることが考えられます。
気を引くようなテレビ番組が流れていたり、遊びたくて仕方がない、おもちゃが近くにあったりすると、こういった食べムラが起きてしまいます。
これを防ぐためにも食事の時間はしっかりと集中できるように静かな環境を心がけていきましょう。

バランスを考えた離乳食を取り入れる

まず第1に、同じようなものばかりを食べていると子供は飽きてしまいます。
食感が同じ物や味付が同じものだと飽きてしまい食べムラが起きるので、バランスよく離乳食を作っていくようにしてください。
近年では市販されているものもバリエーションが豊富になっていますが、やはり似たり寄ったりの味付けのものが多いです。

忙しい時には市販品を使うのも仕方がありませんが、一手間工夫して味に違いが出るようにしましょう。
離乳食のアレンジレシピで検索すると、様々なメニューが確認できます。
同じ素材であっても味つけを変えてあげることで、食べムラを減らすことができます。
特におかゆの場合には味が付いていないので多くのお子さんが嫌がることもありますが、乳児用のふりかけや調味料を使ってその都度味つけを変えながら、うまく食べさせましょう。

外食を控えて大人が美味しく食べる

外食をすることの多いご家庭は子供の注意を惹かれるものが沢山ありますので、どうしても集中力が散漫になってしまいます。
またそういった状況の中、家庭で食事をする際には注意を引くものがなく、集中することができないので反対にウロウロも立ち歩いてしまったりすることもあるでしょう。
しっかり食事をすることによって、そのあとは自由に遊べるということを教えたりすることも重要になってきます。

できるだけ外食を控えて、自宅で食事をとるように心がけていきましょう。
外食ばかりが続いてしまうと味付けに関しても、外での食事に慣れてしまうため、自宅で作ったものは嫌がって食べなくなることがあります。
こういった部分も食べムラにつながってしまいますので、最低限の外食に止めましょう。
離乳食が完了するまではできるだけ外食をせずご家庭で食事をさせた方が良いです。
また、外食をする場合であっても、お子様用の食事は持ち歩き、例えばファミリーレストランなどで提供されるメニューは食べさせないようにしましょう。

子どもに食事マナーをしつけるには

子どもの食事マナー、いつから教える?

自宅にいる場合であっても、外出先であっても、食事マナーというのはとても大切なものです。
大人になってから食事マナーの悪い人は後ろ指を指されたり、お店側からも迷惑そうな顔をされたりすることがあります。
それだけ食事マナーというのは非常に大切なものですので、子供のうちからしっかりと覚えさせておく必要があるでしょう。

子供の時は自由にさせておいて、年齢とともに覚えさせようと思っていると手遅れになります。
小さな頃からの習慣こそがその後の食事マナーに繋がっていくということを忘れないでおきましょう。
食事のマナーに関して、いつから教えていけばよいのかということで悩んでしまう親御さんもたくさんいます。

しかしこのような部分については離乳食が始まる段階から思い出していかなくてはなりません。
8ヶ月9ヶ月の赤ちゃんは遊び食べが始まるので、この期間は仕方がありませんが、そうでない限りはしっかりとまず椅子に座らせて、いただきますの挨拶をしてから食べ始めるという習慣をつけていきましょう。

親が手本となり落ち着いて食べさせる

食事をするときにテレビを見ながらや、おもちゃを触って遊びながらというのは、もっとも望ましくないことだと言えます。
子どもは何でも大人の真似をするようになりますので、まずは親がしっかりとお手本を見せなければなりません。
まずは落ち着いた雰囲気の中で食事をすることを覚えさせましょう。

可能な限り食事の時間にはテレビを消すということが大切になります。
テレビを消してしまうと電車の音や車の音が気になってしまう場合には、小さなボリュームでテレビをつけておきましょう。
またこの際のテレビ番組に関しては子どもが落ち着くような番組が良いです。
出来れば子ども向けの番組を録画したものやDVD などをゆっくり見せてあげましょう。
そして大きな声で話をしたり歌を歌ったりするのではなく、おいしいねと言いながらゆっくり食べていくことが重要になります。

食事は落ち着いて食べるもの、そして美味しく食べるものと言う事を覚えてくれれば自然に子どもは礼儀正しく食べてくれるようになります。
様々なものが食べられることへの感謝の気持ちも、徐々に教えていくようにしましょう。

きちんと叱ることも必要

一生懸命に教えているつもりであっても子どもは遊びながら食べてしまうことや、食事の途中で集中力が散漫になってしまうこともあります。
例えばお皿をひっくり返してしまった時や、わがままをしてお皿を投げてしまった時などは、きちんと叱るようにしましょう。
もちろん大きな声で怒鳴るなどといった叱り方ではなく、1時的に食事を下げてしまうという方法やご飯がかわいそうだよ、と言い聞かせてあげる方法などでかまいません。

食べ終わるまでは大切に扱わなくてはいけないということも教えてあげましょう。
自分でスプーンやフォークなどを持つようになると集中して食べてくれるようになります。
ただし、このような食器類など持ったまま歩いてしまうような状況は避けていかなくてはなりません。
必ず食事が終わってからその場を離れるように教えていきましょう。