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これから小学1年生になるお子さんに教えたい「3つの”あ”」

入学前に意識させよう

小さな子供が幼稚園そして保育園に通っているうちは、ある程度自由に過ごすことができて規律などは特に気にする必要がありません。
しかし小学校に入ると同じ集団生活でも様々な規律に基づいて生活を始めるようになっていきます。
その中である程度メリハリをつけた生活や、人間関係においてとても必要なことを小学校入学前に意識させておきましょう。

小学校に上がってからお友達との関係やその他自分自身で勉強は頑張っていくことなど、しっかりご本人が認識してくれるように事前に導いてあげる必要があります。
そこで大切になってくるのが3つの”あ”になります。
これは、あのつく言葉を三つ入学前のお子さんに覚えさせておくということになります。

言葉を覚えさせるだけではなく、当然ながらその意味、そして理由に関しても教えてあげるようにしましょう。
学校に入る前の段階でこれを理解してくれると、小学校での生活が安定したものになるため、様々なトラブルを防ぐことにつながっていきます。

小学生になる前にしっかり教えてあげること

上記の通り小学校に上がる前の段階でしっかりと3つの”あ”を教えてあげることが大切になります。
具体的にどんなことなのかを記していきます。

まず一つ目に関しては、安全ということです。
朝は登校班で学校に向かっていくケースがほとんどですが、エリアによっては登校班などがなく、お友達と一緒に学校まで歩いたり、1人で歩くこともあるでしょう。
帰り道に関しても同様です。
万が一怪しい人に声をかけられた時にはどうすればよいのか、信号はどのように渡るのかなどということを、予め話しておきましょう。

こういった部分で身の安全をしっかり守っていくことは、子ども自身が認識した上で気をつけていかなければならないことです。
毎日親が一緒にどこまでついていくわけにはいきませんので、ある程度の距離と身の安全を確認しながら登下校するということを理解してもらいましょう。

そして2つ目は挨拶になります。
この挨拶というのは社会へのパスポートとも言われており、どのような場面でも大切になります。
朝のおはようございますから始まり、夜眠るまでのおやすみなさいまで、様々な挨拶を一つ一つ覚えさせるようにしていきましょう。
もちろん、ごめんなさいいや、いただきますという言葉も挨拶の一つとして教える必要があります。

そして最後の3つ目は後始末になります。
遊んだおもちゃを片付けるだけではなく、日頃から使用しているもののお片付けや食事の後の片付けなど、こういった部分もできるように練習していきましょう。

人生にも大切な事ばかり

上記したように3つの”あ”というのは小学校での生活だけでなく、人生において非常に大切なものばかりとなっています。
特に人生の中でも基準とされる内容ですので、早い段階から覚えさせる方が良いでしょう。
事前にこの3つを守ることができれば、お子さん自身も様々なトラブルに巻き込まれることがなく規則正しい生活をしていくことができるでしょう。

子どものおねしょ対策どうすればいい?

おねしょは叱らない

子どもがおねしょをしてしまうというのは、ごく当たり前のことになります。
特にオムツが外れたばかりの小さな子さんがおねしょをしてしまうこともあるでしょう。
中には小学校に上がってからもおねしょをしてしまうというケースがあります。

このような場面で親御さんはどうしても突発的に起こってしまうことがありますが、万が一子どもがおねしょをしてしまった時には決して怒らず対処することが大切です。
怒ってしまうと寝る前に子どもが意識しすぎてしまうので、それが逆効果となってしまい長年にわたって続いてしまう事もあります。
また怒られるということを意識してしまい、夜中におねしょで目が覚めてもそのまま我慢して冷たいパジャマを着たまま朝まで過ごすなどというケースもあります。

そういった精神的な負担を抱いてしまうことがないように、叱らないようにしましょう。
まず、おねしょをしてしまった時には着替えが最優先となります。
すぐに新しいパジャマを出して着替えさせてあげましょう。
その後布団カバーなども変えた上で、綺麗になったから、これでゆっくり眠れるねと声をかけて落ち着かせてから寝かせてあげることが大切です。
どうしておねしょをしてしまったのかと子供に問いただしたところで、子どもにも理由など分かりません。

寝る前の水分を控えさせる

親御さんとして子どものおねしょを防ぐためにできることは、まず寝る前に水分を控えさせるということになります。
特に夏場などは暑いので寝る前にスイカを食べてしまうこともあるでしょう。
夕飯の後のデザートにスイカやアイスを食べて、その後夜中におねしょをしてしまう事が増えます。
それだけではなく寝る前に清涼飲料水などを飲んでしまうことも原因になるので、夕飯の後はできるだけ水分の摂取を控えて早い時間に眠ることができるように促してあげます。

またお布団に入る前の段階で必ずお手洗いに行かせることも習慣付けていきましょう。
しっかりと習慣づけていくことによって、体の中でもリズムが整い、おねしょをしてしまう回数も減っていきます。

夜中にお手洗いに起こしてあげる

おねしょをしてしまう子どもは、夜中お手洗いに行きたくて目が覚めても1人で行くのが怖くて行かれないというケースもあります。
特に近年では小さなうちから自分1人の部屋で寝るというお子さんも増えていますので、親御さんに声をかけることができず、我慢して眠っている間におねしょをしてしまうというケースになります。

そのため夜中にお手洗いに起こしてあげるというのも一つの方法。
ある程度の時間を決めて、一度起こしてあげると良いでしょう。
そうすることによってお手洗いを我慢ふる必要がなくなりますので、当然ながらおねしょをしてしまうことも減ります。
最初にもお話した通り、怒ってしまうと子供はどんどん意識をしてしまいますので、悪循環になります。
決して怒らないように、まずは保護者側がさまざまな対策を考えていきましょう。

子どもがよく「学校の忘れ物」をしてしまう…対処方法は?

うっかりやさんを治すには

幼稚園や保育園などから小学校に上がると、毎日が学校に持っていくものがどんどん増えていきます。
低学年のうちにも様々な物を持っていかなくてはなりませんが、高学年になればなるほど持ち物は増えていく一方。
そういった中でしっかり自分の持ち物を管理してくれると助かるのですが、うっかりさんの場合には、忘れ物が続いてしまう事もあります。

何度注意しても忘れ物を繰り返してしまいすが、こから注意を受けるというケースや、忘れものをしてしまったことで授業における作業ができなかったなどということもあるでしょう。
いくら本人に注意をしても忘れ物が治らず困っているときには、どうすればよいのでしょうか?
もちろん大切なものに関しては保護者の方が学校まで届けてあげるという努力も必要になるのですが、出来る限り本人が忘れ物をせず、学校に行かれるように体制を整えていかなくてはなりません。
中には体育が嫌いなのでわざと体操服を忘れていくという子どもたちもいますので、こういった部分も踏まえながら忘れ物を予防していくための方法を考えましょう。

毎日チェックシートを作り確認する

うっかりと忘れ物をしてしまう子どもの場合には、ランドセルの中をチェックしないことや持ち物が書いてあるお手紙などをチェックしないという傾向にあります。
そのため毎日チェックシートを作ってランドセルの中を確認したのか、数時間割に合わせて入れ替えたのかということを、必ず確認していきましょう。
また、この際チェックシートに明日の持ち物は?と一言付け加えておけば習字セットや絵の具セットなども翌日の持っていくことも授業に合わせながら思い出せるでしょう。

低学年のうちは持っていくのを忘れてしまうため学校に置きっぱなしの状態にしていても良いです。
必要に応じて宿題があるときなどは持ち帰るようにして、その他は学校に置いておく方が授業をしていく上で安心できるのではないでしょうか。
その他、集金や新たに持っていかなければならないものについては学校側からもお手紙が届きますので、保護者の方も一緒にランドセルの中をチェックして、できるだけ忘れ物がないように揃えていきましょう。

高学年は実際に困った経験をさせる

高学年になってからも同じように忘れ物を繰り返してしまう場合には、数回実際に困った経験をさせてみると良いです。
例えば習字の授業がある時に習字セット忘れてしまった時、親御さんが届けずに授業を受けさせてみましょう。
周りの子供たちが習字をしている間、自分は何もすることがなく、とても困ってしまいます。
このほか、調理実習などがあるときにも三角巾やマスがなければ実習に参加することができず困ることなってしまいます。

案外子供たちはプールの授業が好きで、水着も一生懸命に持っていくけど、前述の通り、体操服に関しては置いていってしまうことなどもあります。
また、上履きを履くことが嫌で忘れていってしまい、学校でスリッパを履いているなどというケースも見受けられます。
基本的には親御さんがチェックをするべきですが、高学年は自分でもしっかりと自覚させていくことを促しましょう。

子どもへの正しい叱り方

叱るときは何故を解決する

子供が悪い事をした時に親がしっかりと注意して叱っているつもりでも、子供にはうまく伝わっていないことがあります。
子供を叱る時には、ただ単純に大きな声を出して怒るだけでは伝わりません。
どうすれば上手に伝わってくれるのかを考えながら、叱る時には叱るといったメリハリを持つことが大切になるでしょう。

例えば悪い事をした時に突然大きな声を出して怒鳴るように怒っても子供はびっくりするだけです。
なぜ怒られているのかということは全くわからない状態になってしまいます。

そのため、叱る時には必ず子供がなぜ?という疑問を残さないように理由を付け加えながら注意をしていくように心がけましょう。
どうして叱られたのかということを子ども自身が理解してくれれば、同じことを繰り返すことや聞き分けがなくなってしまうことも減ります。
反対になぜ怒られているのかが分からないまま毎日のように怒られていても、何度でも繰り返してしまうことや、どんどんイタズラなどがひどくなってしまう事もあります。

そのときに叱ることが大切

子どもを叱るときにはその場で必ず叱るようにしてください。
時間が経ってからあの時はこうだったと叱っても子どもは覚えていないことが多くしっかりと理解してくれません。
いたずらをした時や、その他お友達にじわれをしてしまった時などその場で叱るようにすることが大切です。

時間が経ってから叱られると、意味がわからなくなってしまい、お友達と遊ぶことがいけないのかと思ったり、コミュニケーションをとっていく中で疑問が増えてしまうので、人間関係にも大きな影響を与えてしまうことになります。
子育てというのは簡単なものではなく、その都度親も頭を抱えながら頑張っていかなくてはなりませんが、くれぐれも親の気分次第で怒鳴ってしまうようなことは避けましょう。

人前では出来るだけ叱らないこと

子どもを叱る時に周りの環境にも配慮が必要です。
人前で子どもを叱ってしまうと、子供は人の目を気にしてしまうという気持ちが先立ってしまうため、叱られている内容をうまく理解することができないことがあります。
もちろんお友達に意地悪をしてしまったなどという場面では、その場で叱ることも大切ですが、やんわりと注意して、きつく怒らないようにしましょう。

かといって、自宅に帰るまで叱らず時間が経過してから叱るのは上記したように今伝わりにくいので、やはり叱り方に注意が必要となります。
人前で叱るときには大きな声を出さず、説得するようにゆっくり話してあげましょう。

突発的に叱られても子供は理解をせず、さらに周囲の視線などが気になってしまうのでヒステリーを起こすこともあります。
また、人前で怒らず自宅に帰ってから叱られてもわからないままになってしまうことだけじゃなく、人前ではいたずらをしても怒られないと言う認識をしてしまうため、外出先で次に言うことを聞かなくなってしまうこともあります。
言い聞かせるように叱りましょう。