子どもの言葉遣いは必ず近くに原因がある
子供の言葉遣いというのは良くも悪くも必ず身の回りにいる人たちの真似をします。
2歳から3歳以上になってくると、テレビで覚えた言葉などを話すようになってくることもあるでしょう。
しかし基本的に言葉遣いの悪い子供というのは身の回りに原因があることがほとんどです。
そのため身の回りの大人をはじめとして、ご兄弟のいるご家庭ではご兄弟の言葉遣いにも注意しなければなりません。
子供は小学生や中学生の方でも学校でさまざまな言葉を覚えてきてしまい、家庭内でも話すので、それを小さなお子様が覚えてしまいます。
テレビで流行っている言葉を覚えるだけであれば誰が聞いてもすぐに判断がつくのですが、ご家庭内で悪い言葉遣いをしていると、周りからももちろんイメージの悪いものになってしまいます。
ですから、どこに原因があるということをはっきり把握した上で、言葉遣いを正していくようにしましょう。
前述の通り子供の言葉遣いというのは身の回りの影響を大きく受けてしまいますので、ご兄弟だけではなく保護者の方々やその友人にも綺麗な言葉遣いで子供達に接すること、そして日常生活を送っていくことが大切になります。
その都度注意して言い直しをさせる
例えば子供がどこかから言葉を覚えてきて汚い言葉遣いをしてしまったとき、それを機逃すのではなく、その場で必ず注意しましょう。
その都度叱り注意しなければ癖になってしまいますので、何気なく使うようになります。
反対にその都度注意する事によってしっかり意識するので、言葉遣いを正すようになっていきます。
特に子供たちというのは親の目が届かないところで子供たちだけの言葉で会話を続けたりすることもあるので、細かな注意が必要になるでしょう。
いつまでも汚い言葉遣いをしていると、どんどん言葉使いは汚くなるいっぽうです。
誰に対してでも節度のない言葉遣いをするようになってしまいます。
正しい言葉遣いというのは案外難しいものですが、その都度注意しながら正していくことで、例え男の子であってもしっかりと綺麗な言葉使いでの会話ができるようになります。
パパも綺麗な言葉を使う
時々小さなお子様でお母さんにはご兄弟に対し、おいっ!と呼んでいたりすることがあります。
しかしこのような言葉遣いというのは、やはり家庭内でパパがママを呼ぶ際にこのような言葉を使っているというケースがほとんどです。
また、親御さんが子供に対してこのような言葉を使っている場合も同じように覚えていきます。
ですから、家庭内でお母さんが気をつけるのはもちろんですが、パパも綺麗な言葉遣いを心がけていきましょう。
男の子だからある程度言葉が雑でも良いなどといった感覚は保育園や幼稚園、そして小学校に上がってから友人とのトラブルを招いてしまうキッカケとなります。