おねしょは叱らない
子どもがおねしょをしてしまうというのは、ごく当たり前のことになります。
特にオムツが外れたばかりの小さな子さんがおねしょをしてしまうこともあるでしょう。
中には小学校に上がってからもおねしょをしてしまうというケースがあります。
このような場面で親御さんはどうしても突発的に起こってしまうことがありますが、万が一子どもがおねしょをしてしまった時には決して怒らず対処することが大切です。
怒ってしまうと寝る前に子どもが意識しすぎてしまうので、それが逆効果となってしまい長年にわたって続いてしまう事もあります。
また怒られるということを意識してしまい、夜中におねしょで目が覚めてもそのまま我慢して冷たいパジャマを着たまま朝まで過ごすなどというケースもあります。
そういった精神的な負担を抱いてしまうことがないように、叱らないようにしましょう。
まず、おねしょをしてしまった時には着替えが最優先となります。
すぐに新しいパジャマを出して着替えさせてあげましょう。
その後布団カバーなども変えた上で、綺麗になったから、これでゆっくり眠れるねと声をかけて落ち着かせてから寝かせてあげることが大切です。
どうしておねしょをしてしまったのかと子供に問いただしたところで、子どもにも理由など分かりません。
寝る前の水分を控えさせる
親御さんとして子どものおねしょを防ぐためにできることは、まず寝る前に水分を控えさせるということになります。
特に夏場などは暑いので寝る前にスイカを食べてしまうこともあるでしょう。
夕飯の後のデザートにスイカやアイスを食べて、その後夜中におねしょをしてしまう事が増えます。
それだけではなく寝る前に清涼飲料水などを飲んでしまうことも原因になるので、夕飯の後はできるだけ水分の摂取を控えて早い時間に眠ることができるように促してあげます。
またお布団に入る前の段階で必ずお手洗いに行かせることも習慣付けていきましょう。
しっかりと習慣づけていくことによって、体の中でもリズムが整い、おねしょをしてしまう回数も減っていきます。
夜中にお手洗いに起こしてあげる
おねしょをしてしまう子どもは、夜中お手洗いに行きたくて目が覚めても1人で行くのが怖くて行かれないというケースもあります。
特に近年では小さなうちから自分1人の部屋で寝るというお子さんも増えていますので、親御さんに声をかけることができず、我慢して眠っている間におねしょをしてしまうというケースになります。
そのため夜中にお手洗いに起こしてあげるというのも一つの方法。
ある程度の時間を決めて、一度起こしてあげると良いでしょう。
そうすることによってお手洗いを我慢ふる必要がなくなりますので、当然ながらおねしょをしてしまうことも減ります。
最初にもお話した通り、怒ってしまうと子供はどんどん意識をしてしまいますので、悪循環になります。
決して怒らないように、まずは保護者側がさまざまな対策を考えていきましょう。