子供を連れて静かにその場を離れる
小さな子供連れで外出する時には色々と気を配らなくてはなりません。
外出中に子供が騒いでしまうようなこともあるでしょう。
遊びに行くことを目的とするのであればどんなに騒いでも問題ありませんが、厳粛な場所であれば静かにさせなければいけません。
しかし小さな子供に静かにしなさいと注意したところで、すぐに言うことを聞いてくれるわけではありませんし、状況をしっかりと飲み込むことが難しいので、大騒ぎをしてしまうこともあるでしょう。
また周りの大人が厳粛な雰囲気であればあるほど子供は対応することができず、緊張感から騒いでしまうこともあります。
その時どうすればよいのかと考えてしまう親御さんもいるようですが、無理にその場で静かにさせようとするよりも、その場を離れてしまった方が良いです。
一度その場から離れて外に出てしまうなど、子供が落ち着くような環境を作りましょう。
その中で今日は静かにしていなければならない場所だから、少しだけ我慢していてねと子供にお願いするような形で話をしてあげます。
そうすると子供は親御さんの言っていることや状況をうまく飲み込んでくれることがほとんどです。
無理に叱ったりしても、さらに大騒ぎをしてしまうケースがほとんどですので、一度外に連れ出してしまう方が良いでしょう。
親が静かに話をして状況を把握させてあげる
子供が騒いでしまったとき親まで一緒になって感情的になると、子供はさらに騒いでしまいます。
大人が取り乱してしまうことで子供は冷静さを失ってしまうことがほとんどです。
そのため、感情的になって大きな声で注意するのではなく、前述の通り落ち着いて話をしてあげましょう。
今日はどのような場面なのか、なぜ皆が静かにしているのか、そして騒いだらいけないのかということをゆっくり話してあげると、子供は一つ一つ言葉を聞きながら納得してくれます。
また、たとえ短時間であってもきちんと状況を飲み込んでその場に応じた対応ができたことを褒めてあげると、子供は自分に自信を持つようになるため、その後もしばらくの間は静かにしてくれる可能性が高くなります。
人任せにせず、騒いだら迷惑なことを教える
外出先をはじめとして、バスや電車の中で騒いでしまう子供がいた場合、隣のおじちゃんに怒られるよと言っていたり、お店の人に怒られるよと言っている親御さんを見かけることがあります。
しかしこのように人任せにしてしまうのは、隣にいるおじちゃんや、お店の人に迷惑です。
親である以上しっかりと責任を持って子供に注意しましょう。
周りの人に迷惑になってしまうということを教えるのが親の役目です。
誰かに怒られてしまうから静かにするのではなく、他の人に迷惑がかかるから静かにするわけですね。
これをしっかり子供に教えてあげるという事がとても重要になります。
こういった部分を吐き違えず、正しい教え方をしてあげることによってどのような場面でも静かにするときには落ち着いて過ごしてくれるようになるでしょう。